先日ニュースで
今年は赤ちゃんの出生数が少なくなり、コロナの影響が大きいだろうとの事でした。
多くの女性が安心して赤ちゃんを望めて出産出来るそんな来年だといいなと思いました!
さて、本日は
『男性と女性の「性」』について
お話ししますね。
昨今トランスジェンダーというワードなんかは多くの所で耳にされるかと思います。
今回分かりやすくお伝え出来たらと思います。
1.人間の脳にも性別がある
脳は、記憶や感情、行動など、様々なコントロールを行う場所としての機能がありますが、「性別」があることが最近の研究で分かってきました。
生物学的な見た目の性別だけでなく、脳にも男性女性などのタイプが存在するのです。
◎脳のタイプはどうやって決まる?
脳にも男性型、女性型のように性別があるとお伝えしましたが、ホルモンと深い関係があります。
性ホルモンには、下記のような種類があります。
• 女性ホルモン:プロゲステロン、エストロゲン
• 男性ホルモン:テストステロン
2.体は男性なのに脳は女性として認識するのはなぜ?
脳のタイプはテストステロンによって影響されることをお伝えしましたが、中には、生物学的に男性であり精巣もありテストステロンが分泌されているが女性として自覚している人もいます。
3.体と脳の性別の乖離が性同一性障害(GID)
脳の性別に関しては、あくまで自分の認識によるものであり、他人が気づくことはできません。
理由までは分かっていませんが、女性だけど男性になりたい、男性だけど女性になりたいと思うケースが見られます。
◎体と脳の性別の乖離(かいり)が起こる時期
脳と体の性の乖離が起こる原因としては、身体の分化の時期が大きく関係しています。
• 生殖器は妊娠の早い段階で変化が起こる
• 脳の性分化は妊娠の半ば過ぎくらいから起こる
生殖器の性分化は、脳の性分化に必ずしも影響するとは限らないため、乖離が起こるのです。
ここまでご覧頂き、
脳と体の性が乖離するとどうなるのだろう?と感じた方もいらっしゃると思います。
次回はその辺りも含め
『性同一性障害』が起こる原因など
お話していきますね。