Dr.ネルソンの「医学&タメになる」授業
イベントMC/歌手/タレント/と多方面で活躍する優希菜さんと「マタニティブルー」についてお話します。
2つのポイント ①理解
マタニティブルーで、産後性格が変わったと家庭崩壊になるケースがあります。
これを防ぐために、マタニティブルーの接し方として、2つのポイントをお教えします。
まず、1つ目は「理解」することです。
産後、授乳中は女性ホルモン(エストロゲン)は出ません。すると、幸せホルモン(エンドルフィン・エストロゲン)が減ってしまいます。結果、イライラしたり落ち込んだりしてしまうのです。まずは、この体の変化を理解してあげて下さい。
女性ホルモンは、授乳が終わり、生理が再開すると徐々に戻ってきます。
私、まったく知識がなかったのですが、マタニティブルーは、妊娠中だけではなくて、産後にも起こりうることなんですね。
そうなんです。
妊娠中も後期になると、エストロゲンのホルモンが不安定になってきます。すると、気持ちも落ち込み、今後の生活の変化にも不安を覚えたりします。
なので、ホルモンバランスの変化の一時的なものだと理解してあげてほしいです。
2つのポイント ②共感
2つ目は、基本的に「共感」してあげることです。
そうですよね。女性は、共感してもらうことで安心しますからね。
マタニティブルーだけではなくて、女性は結構愚痴っぽいって言われてしまいますが、共感してもらうと、この人も仲間なんだなって安心します。
共感で間違えやすいのが、意見を言ってしまうことです。親切のつもりで、意見を言ってしまいがちですが、それが裏目に出ることが多いです。
「そんなこと聞きたいんじゃないねん!」ってなりますよね。
男性からすると、意見がいらないなら、話してこなければいいのにって思ってしまうんです。
なので、傾聴し共感することを意識してください。
マタニティブルーは、一生続くものではないので、①理解②共感を大切にしてほしいですね。
男性のみなさん、マタニティブルー中の周りのみなさん、この2つを理解して、ぜひ優しく接してあげてほしいと思います。