Dr.ネルソンの「医学&タメになる」授業

今回は、「 妊娠中の飲酒」について、ネルソン先生が詳しく解説します。

お酒は飲んでもいいの?

今日のテーマは、「妊娠中の飲酒」についてです。

お酒を飲んでもいいのか、または飲むならどれぐらい飲んでもいいのか、よく聞かれることがあります。

まず知っていてほしいのは、アルコールは胎盤を通して赤ちゃんまで届いてしまいます。そして、赤ちゃんの肝臓はまだ機能していません。形は形成していても、機能はしていないので、妊娠中はアルコールを控えてください。量の問題ではなくて、多くても少なくても赤ちゃんに届いてしまうことが問題なんです。

あとよく言われるのが、妊娠が分かった少し前に、お酒を飲んでしまった!など悔やまれる方もいますが、その時点で赤ちゃんは形にもなっていません。

「All or Nothing」という法則があるように、もしお酒の影響がなければ自然着床しますし、影響があれば着床せず、自然流産してしまいます。なので、妊娠初期であれば過剰に心配する必要はないです。大切なのは、妊娠が分かった時点でアルコールを控えることです!

出産後は?

出産後、授乳中についてですが、同様にアルコールを控えてください。母乳にもアルコールが入ってしまうからです。さらに、アルコールを摂取していると、母乳の量が減ってしまいます。

もし、アルコールを飲んでしまった場合、最低でも飲酒から2時間は待ってください。飲酒をしてからの約2時間は、母乳にたくさなんアルコールがたまると言われています。なので、時間をしっかりあけてくださいね。

最後に、もう一度言いますね。妊娠中・授乳中はアルコールを控えてくださいね。頑張りましょう!