Dr.ネルソンの「医学&タメになる」授業

MC/ナレーター/マナー講師と多方面で活躍する首藤優美さんと、「日本人の変な部分」についてお話します。

日本人のギャップ

今日は先生が、日本に来る前の「想像していた日本人」日本に来てみての「実際の日本人」のギャップについてお聞きしていきたいなと思います。まず、先生はどこの国の方ですか?

僕はマレーシア出身です。

何年前に日本にいらっしゃったんですか?

27,28年前になりますね。18歳の時なので、日本にいる方が長いですね。

日本に来る前、日本人のこと、どんな風に思っていましたか?

まず、優しくて親切で気遣いができるイメージです。でも、一つギャップがあるんです。それは電車です。僕も、子供がいるので抱っこ紐をつけて電車に乗ることがあります。例えば、シンガポールならすぐに席を譲ってくれます。でも今までで、日本で席を譲ってくれたのは、1回か2回です。

それ、私もすごく感じます。日本ってあんまり席を譲らないんですよね。その代わり、優先座席もあんまり座らないんですよ。いや、座るか、、

優先座席も座っていますよ。若い人は、携帯を触って下を向いてますよね。そこにギャップを感じるんですよね。日本人って優しいイメージなのに、なぜだろうって。

ある日、その疑問に気づいたことがあるんです。僕が電車に乗っていた時、ご年配の方がいたので席を譲ったら、「結構です。大丈夫です。」ってお断りされたんです。そしたら、僕はどうしたらいいのってなってしまって。

分かる!

それで、そのまま席を立ったら全然違う若い人が座ったりするんですよ!

そうなんですよ!あなたのために譲ったわけじゃないのに!

あと、子供を抱いた人に譲ったら、座ったら子供が泣いたりするんですよね。だから、座りたくないお母さんもいますからね。だから譲りにくいですよね。

遠慮するところも、日本人のいいところなんだと思うんですけど、それが譲りにくくなってるんじゃないですかね。

だから、僕が実践していることがあります。それは、席を譲ってもらったら子供を抱っこしていても、まずは座ります。そこで子供が泣きだしたら、他のところへ移動します。子供が泣いてしまったから申し訳ないと伝えられますからね。一旦、好意は受け取ることが大切かなと思います。

たしかに。

あとはコミュニケーションだと思うんですよ。譲った時に、「もう次降りるから、立ってた方が楽やねん」とか自分ももっと積極的にコミュニケーションをとっていくことが大切だと思います。

その通りです。

せっかく日本人は優しいのに、僕はもっと日本人の良さを世界の人に見せたいんですよ。でも、気をつかったり遠慮したりして、外国人から変な目で見られたら嫌だなと思って悔しいんです。だから、みなさん席は堂々と譲ってください!そして譲ってもらったら、堂々座りましょう。そのあとに「ありがとうございます」の一言でいいと思います。どうでしょう?

いいと思います!

それで、お断りする時も「いいです」の言葉だけでなく、「次で降りるんです。ありがとう。」など一言添えてあげたらいいと思います。そうすると、譲った方も「そうなんですね」と気持ちよく終われるかなと思います。

お互い、気を使いすぎなんですよね。日本人のいいところでもあるんですけど。

今日は、私たちが感じないような日本人のギャップを教えていただきました。ありがとうございました。