大学生で望まない妊娠をしてしまう人もいると思います。

今回は、大学生の中絶率や親に言わないで手術ができるのかなどを説明します。


■大学生の中絶率は?

中絶率の割合としては、20〜24歳の中絶率が一番高い結果となっています。

近年では、大学生の年齢に該当する19歳の中絶件数も高いです。


■大学生が親に言わずに中絶するには?

大学生が親に言わずに中絶することも可能ですが、注意が必要です。


①中絶手術をする場合は期間が決まっている

中絶手術には、中絶手術可能な妊娠期間が決まっています。
期間は≪妊娠22週未満まで≫です。

そのうち、妊娠12週未満は初期中絶となり、妊娠12週以降は中期中絶という扱いになります。

妊娠12週未満の初期中絶は子宮内の内容物を取り除く処置になりますが、妊娠12週以降の中期中絶は陣痛を起こして分娩という形になります。

そのため、初期中絶手術の方が身体的にも精神的にも負担が少ないと言えるでしょう。

もし中絶手術を考えているのであれば、妊娠期間によって手術方法が変わってくるため、妊娠時期も考慮して考えることが必要です。


②20歳未満の未成年の場合は同意書が必要

20歳未満の未成年の場合は、保護者の同意書が必要になることが多いです。

中絶手術にはリスクもあるため、同意書を求められる病院がほとんど。

「親に怒られるから言いたくない」と考えている人もいると思いますが、妊娠週数が過ぎれば中絶手術自体が受けられなくなるため、早い段階で相談するようにしましょう。



◆中絶費用◆

妊娠初期中絶費用…10万円~20万円

妊娠中期中絶費用…30万円~50万円

※妊娠中期の中絶は入院が必要となる為、初期中絶費用より高額になります。


思いがけない妊娠、一人で悩みを抱えずに相談してくださいね。