【無痛中絶手術で痛みを抑えることも】

さて、本日は先日お伝えした
『妊娠初期の中絶方法』の続きです。

まずはおさらい。

中絶方法には掻爬法と吸引法の2種類あるというところまでお話し致しました。



どちらの手術方法においても麻酔が使用されるため、基本的に術中に痛みを感じることはありません。


ただし、子宮の入り口を広げる前処置では、痛みや違和感を伴うことがあります。痛みが苦手という人は、「無痛中絶手術」を行っている病院を選ぶという方法もあります。


無痛の定義は病院によって異なりますが、一般的には「麻酔投与などの注射の痛み以外の手術による痛みを感じない」ことが基準になっているようです。


子宮の入り口を広げる前処置を行わない、手術に用いる麻酔の種類や投与するタイミングを調整するなどといったことで痛みの要素を取り除いていきます。


麻酔の効き方には個人差があり、一定の量を投与しても必ずしも痛みを感じないわけではありません。

自分に合った麻酔の量に調整してもらうことで、麻酔が効きにくいといった不安も抑えられるでしょう。



★どちらの手術方法が適しているか?は
医師とよく相談をしてくださいね


妊娠週数によっては、掻爬法と吸引法が併用されることもありますし、妊娠10週目までは吸引法で手術するという方針の病院もあります。


まずは、手術を受ける自分自身が、それぞれの手術方法について知識を深めたうえで、どちらの方法が適しているのかを医師としっかり相談することが大切です。


当院へお越しの際も
安心してご相談下さいませ。