Dr.ネルソンの「医学&タメになる」授業

公認会計士/税理士の松岡由紀子さんと女性向け「正しいコンドームのつけ方」についてお話します。

女性がコンドームをつけてあげるべき

前回、コンドームが破れたときのお話をしましたね。予想外の妊娠を本当に避けたいのならば、女性が男性にコンドームを正しい方法でつけてあげれば、自分の身を守ることができます。

Vol.74 コンドームが破けた!抜けた!そんなときどうする?緊急避妊薬という選択【医学】

いつも、僕が患者さんにお話しするのは、「あなたを守る人はあなた自身しかいないんですよ。男性にゆだねてしまっては、だめですよ。」ということです。だから、正しいコンドームのつけ方を習得して、自分の身を守ってくださいと伝えます。

今回は女性の観点で「正しいコンドームのつけ方」をお伝えしていきます。

実践編

それでは、バナナとコンドームを持ってきたので好きに付けてみてください。

久しぶりに見ましたね。開け口ありますよね?では、女性の代表として付けさせていただきます。

どうですか?合ってますか?

一回目は何も言いませんよ~!

後で、点数つけてくれるんですね!

長いですね。こんなに伸びるもんなんですね。薄いのに強いですね。最近の技術はすごいですね。どうですか?

まず、先端部分の空気がきちんと抜けているかが一番大切ですね。空気がいっぱい入っていると破れやすくなってしまうんです。あとは、根本まできちんとつけることも大切です。

では、もう一度確認しながらやってみましょう。

①始めに、裏表の確認をすることです。中央が盛り上がっている方が表になります。

②次に、コンドームをかぶせたら、片方の手で先端の空気を抜いて下さい。

③先端を空気が入らないようにつまんだまま、もう片方の手でしばらく下に下ろしていきます。

④最後は、根本まで下ろします。

⑤もう一つ大切なのは、行為の中でコンドームの根本を膣の中まで入れないことです。なぜなら、抜く時にコンドームが外れてしまうかもしれないからです。

⑥また、抜くときに根本をきちんと押さえながら抜きましょう。そうすると、コンドームが膣の中に残ることを回避できます。この役は、ぜひ女性が行ってあげましょう。

伝えたいこと

今日、お伝えしたことを女性がぜひ実践してほしいと思います。始めは、恥ずかしいかもしれませんが自分の身を守るとても大切なことです。ぜひ、周りの女性にも伝えてあげてください。本日は、ありがとうございました。