看護師でありライターのTOMOさんと、「性行為と膀胱炎の関係」についてお話します。
膀胱炎の原因
今回のテーマは、性行為が膀胱炎の原因になるのは本当なの?というテーマですが、本当ですか?
まずは分けて考えましょうか。
まずは膀胱炎が何なのかってことですが、これは言葉の通り、膀胱の中に炎症が起こっているということですよね。そもそも炎症ってなんでしょうね。
風邪をひいたり、切り傷が赤く腫れてきたりすることですかね?
そうですね。
まずなぜ炎症を起こすかというと、細菌やウイルスが体を攻撃してきたということです。
それが炎症になるんですね。
まだあるんですよ。
そのまま放っておいたら、体がやられてしまいますよね。だから、防衛しないといけないですよね。体を守る自衛隊は色々な基地に駐在していると考えます。この自衛隊だけでは、防衛が間に合わない場合、他にヘルプを出さないといけないですよね。その時に、信号になるような目印を出します。それが体の中で炎症として起こるんです。
ちなみに自衛隊は「白血球」です。白血球が戦っている時は、熱が出ます。熱が上がった方が、白血球が元気に働いてくれるんです。
じゃあ熱が出るっていうのは、白血球が活動している証ってことですね。
そうです。
そして、殺された細菌の残骸が膿になります。
黄色く出てくる膿が、死骸なんですね!
話は戻って、膀胱炎は細菌のせいで起こります。その細菌にも、色々な種類があります。女性の膣や尿道は、外に開いているじゃないですか。だから、外からのばい菌がたくさん入ってくるんです。だから、性行為だけでなくいろんな菌に接する機会があります。あとは、女性の尿道は男性に比べると短いです。なので、ばい菌が入りやすいんです。だから、女性は膀胱炎になりやすいんです。
また性行為でも、相手のばい菌が入ってくる可能性があります。もっというと、性病ももらう可能性もあります。それが、尿道を通って膀胱まで入ってしまいます。だから、女性は膀胱炎になりやすいのです。
具体的に、予防はどうすればいいんですか?
まず一つは、性行為の前にシャワーを浴びることですね。ただし、相手が性病を持っている場合は、洗っても意味がありません。あとは、コンドームを正しいつけ方できちんとつけることですね。
なるほど。今日は勉強になりました。ありがとうございました。